卓上型自動充填キャッパー
FC1100 シリーズ

多くの顧客が液体充填機を購入する際、通常中大型の自動化設備しか市場にないことに悩まされています。しかし、限られたスペースでの生産を必要とする高級薬品の製剤、研究所、新製品開発の初期段階や中規模の生産ニーズに対応するため、当社は充填、キャップ供給、キャップ締めの3つの機能を備えた全自動小型生産ラインを開発しました。この装置は、大型自動化生産ラインの機能を備えており、1時間あたり550〜900本の生産効率を実現します。

高粘度液体を充填する際、操作ミスによる作業環境の汚染や、液体特性に起因する充填誤差が問題になることがよくあります。この機械は、こうした課題を解決し、さらに自動下蓋機構を搭載して、従来の卓上型機における手動キャップの仮締のプロセスを省略します。この設計により、労力と時間を大幅に削減し、生産効率を大きく向上させます。

FC1100シリーズは充填、キャップ供給、キャップの仮締、キャップ締めの全てを一台で行う自動化設備です。充填機、自動キャップ供給機、サーボトルクキャッパーを統合し、効率的な生産をサポートします。PLC制御とHMIタッチパネルにより、操作が直感的かつ簡単に行えます。医薬品、化粧品、食品、化学液体、洗浄剤など、様々な用途に対応し、充填からキャッピングまで高い精度で処理します。

• 食品業界：醤油、ジャム、調味料、ラー油、お酒、飲料、果汁、コールドブリューティー、酢など
• 医薬品業界：目薬、点鼻薬、アルコールスプレー、注射液、生物製剤など
• 美容業界：日焼け止めスプレー、アイクリーム、化粧水、香水、メイク落としオイル、保湿乳液、エッセンス（美容液）など
• 日用品・化学工業：ヘアオイル、アロマオイル、洗濯洗剤、シャンプー、柔軟剤、電子タバコ用リキッドなど

• 小容量・小瓶の多品種少量生産に最適です。

• 充填、自動キャップ仮締め、キャップ締め機能を一体化し、ライン接続と単独運用の両方に対応可能です。これにより、柔軟な生産ニーズに対応できます。

• cGMP規格に準拠し、主要構造にはステンレス304を採用しています。また、特殊なニーズにも対応できるカスタマイズが可能です。

• 自動キャップ供給機で操作員の直接接触を減らし、安全性を向上させ、労災リスクを低減します。

• 卓上型設備の自動化アップグレードに対応し、省スペース設計です。

• 様々な液体に対応する多様なポンプを選択でき、異なる充填ニーズに応えます。

• 多様なキャッピングモジュール設計で、様々なボトル形状に確実に対応できます。

• 製品の切り替え時には、簡単で迅速な設定調整が可能で、ライン変更の時間を大幅に短縮します。

• カラフルなタッチスクリーンとPLC制御システムを搭載し、高性能な設備配置を実現します。

• 自動充填、キャップ供給、仮締、締めシステムを統合し、生産速度を大幅に向上させ、短期間での高い生産性を実現します。